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『マイ・フェイス』創刊記念     一夜カギリのトークライブ Vol.1

2010年5月27日

『マイ・フェイス』創刊記念
一夜カギリのトークライブ(2010.5.10)

☆トークライブ・レポート☆
※ライブ全体の20%程度の抜粋記録です。

【Vol.1】

<ファシリテーター>

外川浩子:マイフェイス・マイスタイル代表

<ゲスト>

下村健一さん:市民メディア・アドバイザー

粕谷幸司さん(アルビノ):日本アルビニズムネットワーク・スタッフ

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オープニング

PVの映像はこちら→マイフェイス・マイスタイル-PV

高画質で見たい方は下記URLからダウンロードして下さい。(100MB)http://mfms.jp/files/20100510_MFMS_TL_OP.wmv

スタート

◆《を》の運動/《が》の運動

下村:  (『マイ・フェイス』をかかげて)形になりましたねえ。これ、中を開いてみると、フルカラーで、ツルツルの紙。こんなにお金つかっちゃって大丈夫なの?(笑)。

外川:  うーん・・・、みなさん買ってください(笑)。

下村:  でも、よく聞いたら、印刷屋さんから構成の人からみんな大協力で、すっごく安くしてくれたとか。

外川:  はい、実費プラスアルファくらいでやってくれました。カメラマンもデザイナーもそうです。

下村:  これは単なるエピソードではなくて、本質的に大切なことですよ。つまりさ、この運動をみんなが応援してるってことでしょ。じゃなきゃ、形にならなかったもんね。

外川:  ホントにそうです。

下村:  いろんな取り組みをされてる方がいて、いろんなテーマの運動があって、30年くらい市民運動見てきて常々思うんだけど、《を》の運動と《が》の運動があるんですよ。

粕谷:  「~を」の《を》と、「~が」の《が》ですね?

下村:  そう。最初MFMSは、旗《を》立てて人《を》集めようとしたんですよ。こういう運動はよくあるの。でも、なかなかうまくいかない。

外川:  まったくダメでした。設立したのが2006年7月なので、ほぼ4年たちました。4年前はきつかったですよ。オープニングPVにあったように、仕事を辞めて、事務所を借りて、やる気満々で待ちかまえてたんですけど、どこからもまったくオファーがなくて。貯金を全部使い果たしちゃった(笑)。苦しかったですねえ。

粕谷:  事務所《を》借りてみたけど、団体《を》作ってみたけど。

外川:  そう。で、《を》の運動と《が》の運動の話を聞いた時に、「ああ、ウチは《を》の運動だからダメだ。どうしよう」って思ったんですけど、またそこで下村さんが良いこと言ってくれたんです。

下村:  何、言ったっけ?

外川:  「《を》から《が》に変わればいい」って。

下村:  人《が》集まって旗《が》立つっていう運動になってくるとね、すーっとうまくいくんだよね。

外川:  本当にその通りなんです。

下村:  《を》から《が》に変わって、いろんな人が協力してくれて、手伝うよって言ってくれて、自然に出来上がったんですよ、ここまで。この形は意味がありますよ。

粕谷:  外川さんは “ みんなが集まって旗が立った ” っていうタイプの人なんで、「私は立ってただけ」みたいな。

下村:  人《を》動かすんじゃなくて、人《が》動くっていうね。

粕谷:  そうさせる人望がありますよね。

下村:  それと、“ 頼りなさ ”。それがいいんだよね(笑)。

◆情報ゼロはまだマシ?

下村:  雑誌というのは、情報発信であります。

外川:  はい。

下村:  この粕谷さんと矢吹さんのインタビュー。これ、すごいおもいしろいんだけど、このインタビューの小見出しで一番最初に書いてあるのが、「情報は間違いだらけ」。

粕谷:  情報誌なのに、情報は間違いだらけ(笑)。

下村:  そう。でも、これ読んでみるとたしかにそうだなって。世の中、情報がゼロならまだいいんですよ。アルビノに関しては、間違った情報が流れている、マイナスの状態にあるっていうことですよね。たとえば、どういう?

粕谷:  ちょっと神話的なものを絡めると、先祖が悪さしたから白い子が生まれちゃったんじゃないかとか。

下村:  『マイ・フェイス』で言ってる例もすごいじゃない。「魔法が使えるんでしょ?」とか。ネタじゃなくて、本当にこう言われるの? (客席にいる矢吹さんにむかって)これは矢吹さんの方かな?

矢吹:  僕が直接言われたわけじゃないんですけど、アルビノの誰かが言われたって話しです。僕は「絶対音感がある」って言われました(笑)。

粕谷:  あとは、生まれた直後に、長く生きられないとか、虚弱なんじゃないかとか、医者から言われちゃうっていうのがあります。

下村:  医者だよ、医者が言っちゃうというね。

粕谷:  親は不安だから何個も病院まわったり。やっぱり、権威がある人から言われたら、もうそれ以上何も言えないじゃないですか、一般の親御さんたちは。

外川:  中には、医学書を見せられて説明されたお父さんお母さんもいます。医学書って一番最悪な症状が出ていたりするので、赤ちゃんが生まれたばっかりなのに、いきなりそう教わっちゃう。

下村:  そうすると、あとはそれが一人歩きしていって、それでマイナス情報になるのか。

外川:  マイナス情報というだけではすまされないこともあります。たとえば、“ アザはうつる ” とか。だから、お風呂を一緒に入りたくない、温泉も、プールもって。

下村:  「見た目問題」っていうけど、「見た目」以上に、そういう誤報がコーティングされちゃうわけだ。もし本人がそれを信じちゃったら大変だよね。

粕谷:  そうですよね、何にもできなくなっちゃいますよ。人付き合いができなくなっちゃう。

外川:  一般の人たちもそうですが、当事者自身も知らなかったり、実は間違って理解していることもあります。迷信や偏見や誤解は間違った情報に基づいてることが多いので、それをはねのけていくためにも正しい情報は必要なんです。

下村:  「迷信と戦うぞ!」っていうんじゃなくて、プラスによって上書きしてきゃいいってことでしょ。

粕谷:  上書き、いいですねえ、それ。

・・・Vol.2へ

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