「見た目問題」に関する陳情についてのご報告

6月29日、墨田区議会(本会議)にて、全会一致で採択されました。ありがとうございます。

6月7日、「見た目問題」に関する陳情書を提出しました。
区政として「見た目問題」の啓発、相談窓口の設置、実態把握、支援策の検討をしてほしい。
そして、国に対して「見た目問題」に関する施策を検討するよう、区として働きかけてほしいと陳情しました(詳細は、陳情書をご覧ください)。

同月15日の意見聴取会、25日の企画総務委員会を経て、29日の墨田区議会(本会議)にて最終表決がなされました。
全会一致で陳情を採択していただきましたので、今後は区議会として、正式に墨田区へ働きがけてくれることとなります。

「見た目問題」は、これまでは、当事者のみなさんの個人的な努力や工夫によって、なんとか乗り切ってきた問題でした。

でも、これからは違います。

社会の意識の変革や支援制度を整えることで解決をめざす、そういう社会的な問題として「見た目問題」が認知されました。当事者のみなさんが少しでも生きやすい社会、ひいては、すべての人にとって生きやすい社会を、自治体と協力しながら作っていけます。

私たちNPO法人マイフェイス・マイスタイルは、皆さまの応援と協力のもと、これからも「見た目問題」解決をめざして邁進していきます。

最後に、共に動いてくださった議員の皆さま、ありがとうございました。「見た目問題は政治として取り組むべき問題だ」と言っていただいた時は、大変心強い思いでした。

企画総務委員会の議員の方々、丁寧に議論していただき感謝しています。傍聴していた私たちにも、皆さまの熱が伝わってきて、とても励みとなりました。

また、多大なる準備をしてくださった墨田区議会事務局の皆さま、墨田区職員の皆さま、ありがとうございました。丁寧にご準備していただいたおかげで、審議も滞りなく進むことができたのだと思います。

そして、当事者のぶつかる困難について、意見聴取会という場で、自らの体験を自分の言葉で話してくれた当事者の皆さま、本当にありがとうございました。皆さまの言葉が大勢の心を動かし、新たな一歩を刻むことができました。

この度の陳情に際し、多くの皆さまからご協力をいただきました。心より感謝いたします。

NPO法人マイフェイス・マイスタイル
代表 外川 浩子
理事 豊田 文子
理事 冨樫 東正
協力 朴 基浩
Chief 外川 正行
MFMS事務局スタッフ一同

/2018/02/MG_6519
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